SFファン交流会例会 2010年9月例会
2010年9月12日
cataly と鳴庭真人が非英語圏と英語圏の海外SFを紹介するという二本立てのお得回。
時間通りに行くつもりが、水槽を眺めてたら遅くなった…、のが半分。どうも飯田橋で事故があったみたいで秋葉から都営線と東西線と三田線を乗り継いだりして一時間遅れで会場着。
cataly は広く世界各国のSFについての概況を、鳴庭くんは、最近読んだ洋書を中心に近頃のトレンド紹介を…という感じ。そうそう、 orkut は一時期から南米系の人がごっそり入ってきて、なんだか足が遠のいたんだったっけ(←偉そうなことを言ってるけど別に外国語が読めるわけではない)。
今日は他に予定があって参加できない! というえんじさんの為に聞いた話をまとめるつもり満々で、おニューの iPhone とかで、一応録音したりしてたんだけど。一時間以上遅くなっちゃったので断念。ぼくが着いた頃にはヨーロッパの話をしてました。ヨーロッパコンとか、ドイツの話とか。
その後、中国の話が出てきたんだけど、これはさすがに先のTOKON10で中国から来た作家やファンの話の方が詳しかった。けどけど、その場で回覧された、中国のシェアドワールドノベル誌の実物が面白かったので、ところどころ写真を紹介。体調が芳しくないのもあったけど、鳴庭くんがしゃべってる裏でバチバチ写真をとってました。
手がでかいと文庫みたいに見えるけど、大きさは日本のSF雑誌と同じくらい。
しげしげと見てしまったのは、これが横書きの小説誌だったからなんだよね。中国って漢字文化だから縦書きだとばかり思ってたんだけど。他の小説誌とかも横書きなのかな。ふーん、へー。と読んで眺めていくと、なんと日本語の文章と似たような句読点があるじゃあないの。
今更だけど、この場合の〈九州〉は日本の九州のことでなくって、〈中つ国〉みたいな、架空世界のことらしい。ちなみに編集長でもある潘海天先生は、建築家出身の実力派作家とのこと。というのは、TOKON10で中国から来た夏笳先生に聞いた話、彼女が十代のころから憧れていた人気作家だそうですが、なんと75年生まれ! 国内作家だと小川一水と同い年。これは夏笳先生が特別若いせいもあるか。
山本弘がソードワールドマガジンとか、妖魔夜行マガジンをたちあげた。みたいな状況を想像すると的確かもしれない。
←丁猫児? ネコミミモードみたいなの? と cataly を問い詰めたりしない程度の自制心。たまに、例会に顔を出すと楽しいね。めちゃめちゃ久しぶりに湯川さんの姿をみたけど、姿を見ただけで終わったのが残念でした。
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9月 12th, 2010 at 03:22 #